深瀬記念視覚芸術保存基金 5周年のご挨拶


 深瀬記念視覚芸術保存基金は、1998年5月の発足以来、5周年を迎えます。この間、30回を超える展覧会・イベントを主催・共催し、収蔵作品は、宮島達男作品100点、曽根裕作品75点など500点を超え、のべ100点以上の作品を、計18回の美術館等の展覧会へ貸出し展示することができました。皆様の日頃のご愛顧に篤く御礼申し上げます。
 
 その記念といたしまして、過去の展覧会・イベント記録のウェッブ・ページを作成し始めましたので、ここにご紹介いたします。どうぞご笑覧ください。 (→ここをclick!
 
 渋谷交差点封鎖ドキュメント、青山路上パイ投げ大会、百万円のお札の展示、シャーマンのリーディングに基づく展覧会、故・高円宮御前パフォーマンス、横浜トリエンナーレ非公式参加、人面犬研究所、青山住宅街頭での全裸ビデオ映写、作家が作品の一部となる恋愛インスタレーション、パペットアニメの村田朋泰突然デビュー、耳ばかり撮影するワークショップ、爆笑不条理暴力ビデオなど、今や伝説となりつつある数々の実験芸術がウェッブ上で蘇ります

 観客も、初期のオープンハウス展の30名から、現在では常時数百名から千名、今年のNICAFでは、数万人の方々にご観覧いただくことができました。これは、サラリーマンが週末や夜を徹して頑張ったということを超えて、時代の要請に突き動かされた結果と認識しています。それが多くのアーチスト、ボランティア、美術館の方々のご支援をいただく原動力となったのだと思われます。

 美術館部課長・学芸員、評論家・ジャーナリストの方々からは激励など大きな精神的サポートをいただき、幾人かの学芸員、ギャラリスト、アーチスト、デザイナー、愛好家の方々は、ボランティアとして基金活動を支えていただきました。また、晶アートを初めとする幾つかのアートスペースには、展覧会場を提供していただくなど、多大なご協力をいただきました。さらに、幾つかの企業からは、作家に対するご協賛をいただきました。
 
 そして、何よりも、こんなとんでもない展覧会やイベントを毎回楽しみにしていただいた観客の方々に、最大のお礼を申し上げたいと思います。観客の方々の支持がある限り、我々はやり続けることでしょう。
 
  2003年4月吉日
                                                        深瀬記念視覚芸術保存基金一同

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